矯正歯科治療で心に若さを

歯並びは何歳まで治せるのか、という疑問を抱く方はそう少なくないのではないでしょうか。年齢的には、70代の患者さんから歯並びを治療したいという相談を受けた事もあります。それを一例としてご紹介しましょう。

その方は、上の歯が前歯6本しか残っていないという状況でした。歯周病によりすきっ歯になってしまっており、矯正歯科治療でどうにか治せないかという事でした。趣味で社交ダンスをしているが、パートナーと組んだ際に、口元が悪いのが気になってしまう、という事で歯並びを治したかったのです。

もう一例ご紹介しましょう。同じく70代の別の患者さん。矯正歯科治療中の方で、上の歯は左右の第一小臼歯しか残っておらず、入歯が入っています。下の歯は、両側の奥歯がブリッジ、前歯が歯周病でスペースが開き、歯が前方に傾斜しているという状態。上の入歯が出ている事でメイクしたいが映えないし気になるという事でした。老後歯明るくキレイに笑って過ごしたいという思いから治療に至ったのです。

矯正に年齢の上限はないと言っても良いでしょう。思い立った日が吉日ではないでしょうか。