とある歯科医師の話では、2005年から歯科医院の間に導入されている能力試験がマナーの向上に役立っていると言います。これは歯科医師が、まだ大学生のうちに、実習に入る前にこのタイプのいわばコミュニケーション能力試験に合格しなければならないということなのです。この試験には、当然診察の技術であったり態度であったりの他に、患者に対するマナーや礼儀と言う、言わば患者の気持ちに立った部分の評価点を厳しく判断されるわけです。
これはベテランの歯科医師である場合、このような能力試験が導入される前であったために、あまり患者への説明が適当でない方もよく見かけますが、現代ではむしろ2005年以降歯科医師になった若い方の方がコミュニケーション能力がしっかりと測られているために、患者に対してのアプローチをしっかりとしている方が多いと言えなくもないのではないでしょうか?