海外においては、歯の美しさはステータスとなっています。キレイに生え揃った歯は憧れるものでしょう。しかしながら矯正歯科治療は期間も長く、日常的に矯正装置を取り付けたり、毎日の丁寧な歯磨きも必要となってきます。患者さん本人の根気と努力が大切になる部分も多いのです。
お子さんの矯正治療となると、なおの事痛みが辛かったリ、途中で開着てしまったりで満足な治療結果に反映されにくいという事も少なくないでしょう。成人の矯正歯科治療においては、本人の意識も高く熱心であるケースが多いようです。マルチブラケット装置で期間は2~3年が一般的ですが、部分矯正であれば1年程度で済むことも。
ただ、いずれにしても子どもより歯が動くのに時間がかかるので期間は長くなる傾向にあります。費用も装置費用、通院費など決して安いと言い難いかもしれません。歯並びが悪く、それを気にして積極的になれない、笑顔をつくるのが苦手と言った気持ちの負担も含め、矯正歯科治療のメリットデメリットを吟味してみてください。矯正歯科治療は自分への投資です。